【コラム第33回】衝撃!AV女優のHIV感染報道と今後の行方(2018.10.28)
衝撃のニュースが入ってきました。
AV業界の第三者機関「AV人権倫理機構」によれば、2018年9月に、某AV女優さんのHIV感染が確認されたことがプロダクションから報告されたとのことです。
本件は同機関から文書として出ており、事実であることは間違いなさそうです。詳しくは以下のページをご覧ください。
HIVとエイズ
実は僕は、つい数か月前まで頻繁に風俗通いをしていました。病気が怖くなって最近は控えめになりましたが、その過程で性病について勉強し、性病検査も何度か受けましたので、性病を簡単に説明するくらいの資格はあるかと思います。
HIVとエイズは混同されがちですが、HIVは「ヒト免疫不全ウイルス」のことであり、治療をしなければ、数年から十数年後にエイズ(後天性免疫不全症候群)を発症します。HIV感染初期から適切な治療を行えば、エイズを発症させることなく、健常者と同様の生活を送ることが可能です。
しかし、今はまだHIVを根治させることはできず、HIV増殖(エイズ発症)をおさえるだけになります。HIV増殖をおさえるためには、定期的に通院し、薬を毎日を飲み続けなければなりません。やはりHIVは、現状では最も怖い性病であることに変わりありません。
HIVに感染したAV女優は誰?
HIVに感染した女優名を僕は知りませんし、確実な情報が表に出てくることはないでしょう(根拠のない情報は出てくるかもしれませんが)。
HIV感染経路
某AV女優さんがHIVに感染した経路が気になるところです。上記の文書によれば、「撮影で感染したわけではない」という点だけは明らかになっています。
ということは、プライベートで感染したのかなとも考えられますが、風俗の仕事を掛け持ちしていた可能性も考えられます。僕の推測では、風俗の仕事で感染した可能性が捨てきれません。
ご承知の方も多いと思いますが、AV女優がソープランドやデリヘルで働いている例は珍しくありません。実際に僕も、ソープランドでAV女優のソープ嬢に3人入ったことがあります。
風俗業界の実態
僕の遊び友達のソープ嬢さんによれば、風俗業界では以前よりも性病が広がっているそうです。ソープ嬢専門の検査機関の医師からは、HIVが出ることは決して珍しいことではないと聞いたそうです。
ソープランドは女の子に性病検査を義務付けているお店が多いのですが、デリヘルやピンサロなどでは性病検査はほとんど行われていないそうです。デリヘルやピンサロなどは本〇がありませんが、本〇をしなければ絶対に性病に感染しないとは言い切れません。粘膜の接触で感染する可能性がありますので、DK、フ〇ラ、ク〇ニだけでも各種の性病感染リスクがあります。
風俗のお客さんは性病検査をしない人が多いですから、どんな病気が潜伏しているかわかりません。風俗嬢としては、そのような得体のしれないお客さんを接客するわけですから、1人接客しただけでも性病をうつされている可能性があるわけです。
AV撮影前の検査
AVの撮影前には、女優・男優ともに性病検査を行って、可能な限りの安全を確認し合っています。しかし、それだけでは100%安全というわけではありません。
HIVに関していえば、感染直後に検査しても陽性反応が出ません。感染機会の日から3か月経過した後の検査でないと、正確な検査結果が出ないといわれています。
ですから、実際にはHIV感染していても、陰性扱いのままAV撮影を行ってしまう可能性も出てきてしまいます。
今後のAV業界の行方
今回の件を発端としてAV業界にHIVを蔓延させないようにするのなら、HIVに感染したAV女優さんと絡んだ男優さんは、その絡んだ日から3か月が経過するまでは休業して、その後に検査をしないといけないことになります。でも、そういうことはやってくれないでしょうね。。。
いずれにしても、次のHIV感染者が出ない限りは、今回の件は時間の経過とともに収束するでしょう。「疑似〇番しかなくなる」なんてことも、おそらくないと思います。これまでどおりのAV作品が作られていくと思います(期待も込めて)。
女優さん、男優さん、お体には重々お気を付けになられて、これからも良い作品を作り続けてください。